コンサドーレ
2024/01/03 05:00

【北海道とともに、パリ五輪へ】㊤ 代表入り狙う札幌DF馬場晴也「自分の武器を伸ばせば」

パリまで届け! 札幌初の五輪戦士を目指すDF馬場が浮き球にボレーキックを合わせる(撮影・小田岳史)

新春特別インタビュー前編

 パリ五輪が開催される2024年。注目種目の一つ、男子サッカーで代表入りを目指すのが、北海道コンサドーレ札幌加入2年目のシーズンを迎えるDF馬場晴也(22)だ。五輪代表、そして札幌での活躍に向けた自身の思い語ったインタビューを「北海道とともに、パリ五輪へ」と題し、背番号と同じ3日からスタート。前後編に分けて掲載する。前編はかねてより目標として公言しているパリ五輪について。7月24日に開幕する本大会、そしてそこにたどり着くために必要なアジア予選に向けた意気込みを語ってもらった。

パリ五輪まであと半年

 「ちっちゃい頃から出たいと思っていた舞台。7月には本戦があるので、パリに向けては本当にスタートが大事になってくるので、キャンプから100%以上のコンディション、プレーを見せられるようにしていかなければいけないなと思っています」。あと半年と迫ったパリ五輪に向けた強い思いを語る。

印象強い2012年ロンドン大会

 4年に1度しかない特別な舞台で行われる大会に子供の頃から憧れ、特に印象に残っているのは12年のロンドン大会。「永井(謙佑)さんや大津(祐樹)さん、吉田(麻也)さんらが出ていて、その大会の印象が一番強いですね」。この大会で日本はグループリーグで強豪・スペインを1-0で下すなど、銅メダルを獲得した1968年のメキシコ五輪以来の3位決定戦へ進んだが、韓国に0-2で敗戦。メダルまであと一歩のところで涙をのんだ。

56年ぶりメダル獲得へ

 日本は21年に行われた東京五輪でも再び3位決定戦でメキシコに1-3で敗戦。パリ五輪では実に56年ぶりのメダル獲得に期待が掛かる。「サッカー選手である以上、大会に出るなら優勝をつかみ取りたいし、その中でも五輪は4年に1回の全世界の人々が見る大会なので、そこに懸ける思いはめちゃくちゃ強いですね」。

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