Bリーグ
2023/12/05 21:00

レバンガSG松下裕汰が今季初先発へ 6日、仙台戦 守備再構築で連敗脱出へ白羽の矢

今季初先発起用されるSG松下(右)=撮影・西川薫

マッチアップは現在スティール1位のSG阿部

 東地区7位のレバンガ北海道は12月6日に札幌・北海きたえーるで同4位の仙台89ERSと対戦する。負傷離脱中のフィリピン代表SG/SFドワイト・ラモス(25)の代役として、PG/SG松下裕汰(24)が今季初先発起用される。マッチアップが想定される相手は新加入して現在スティールでリーグ1位のSG阿部諒(28)。激しいディフェンスでリズムを崩し、ホームで連敗を止めてみせる。

昨季対戦4戦全勝も

 昨季は東地区最下位で4戦全勝のお得意様だったが、強力補強で立場は逆転した。阿部に加え、世界ランク1位のスペイン1部から加入したウクライナ代表のC/PFヴォーディミル・ゲルン(29)は、リバウンド1試合平均11.9本でリーグトップを独走。守備を買われてスタメンに抜てきされた松下は「スタメンで出ても後から出ても、やることは変わらない。自分はどんな相手にでも体をぶつけて戦うのが武器。外国人、日本人関係なく、誰にでも最後まで粘り強いディフェンスをする。阿部選手は得点力もありますしアシストもできる選手なんで、自分がいいところを出させないようにディフェンスできたら」と、仙台得意のハードディフェンスのお株を奪う守備で主導権を握る。

B2降格圏と2勝差

 振り向けばB2がすぐそこだ。現在5連敗中で22位。リーグ戦の約1/4となる16試合を消化して3勝13敗は、Bリーグ移行後ワースト。全体最下位だった富山が前節で今季初勝利を挙げ、自動降格圏の下位2チームとの差はわずか「2勝」。うかうかしていられない状況だ。

三遠戦から中2日で守備再建する

あわせて読みたい