コンサドーレ
2023/12/03 22:50

札幌ペトロヴィッチ監督が自身最長7季目へ 浦和サポのブーイング蹴散らし札幌愛を熱弁 

最終戦セレモニーでサポーターに感謝の言葉を伝えるペトロヴィッチ監督(撮影・小田岳史)

■J1第34節 札幌0-2浦和(12月3日、札幌ドーム)

最終戦セレモニーで三上GMがミシャと来季契約の交渉をすると明言

 北海道コンサドーレ札幌の三上大勝代表取締役GM(52)が、試合後にピッチ上で行われた最終戦セレモニーで来季もミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)へオファーすることを明かした。詳細はこれから詰めることになるが、同監督も前向きに捉えており、正式に契約を結べば、自身が在籍したクラブの中で最長の7季目に突入する。古巣・浦和サポーターから自身に向けられたブーイングには皮肉まじりのジョークで蹴散らし、札幌サポーターへは「私は世界で一番幸せな監督」と札幌愛を熱弁した。

最終戦セレモニーで、ペトロヴィッチ監督と来季契約の交渉をすると明言した三上GM

 

ミシャ体制ワーストタイ12位も サポーターから拍手

 三上GMからミシャへ、熱烈オファーだ。今季の最終順位は在籍した6シーズンでワーストタイの12位に終わったが、攻撃的サッカーを根付かせ、今季34試合でミシャ体制過去最高の56得点。三上GMは3万人以上詰めかけたサポーターへ感謝の気持ちを述べた後、「来季に向け、すでにもう戦いが始まります。その第一歩として、クラブとしては、来季もミシャにチームを委ねたい。お互いの話し合いの中で、数日後のミシャの帰国を持って、そこから本格的な交渉となります。今、皆さんからいただいた拍手を含め、選手の思い、そしてクラブの考えを責任を持って伝えながら、それを現実化したい」と、共に戦う事を望んだ。

古巣の浦和サポへ「セレモニーを邪魔しないで」

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