ファイターズ
2023/10/22 20:50

来年30歳を迎える上原「ダメならすぐ終わってしまう立場」 目標は自身初の規定投球回143回

千葉・鎌ケ谷での練習を終え、来季の意気込みを語った上原(撮影・近藤裕介)

今季は自身最多タイ4勝 ストライク先行の投球に手応え

 日本ハムの上原健太投手(29)が22日、鎌ケ谷で練習を行い、来季への意気込みを語った。プロ8年目の今季は先発ローテーションに定着し、キャリアハイに並ぶ4勝、防御率2・75をマーク。「ストライク先行できるようになったところは、一番手応えを感じています」と収穫を挙げつつ、「全体的な球速だったり、球の威力をもう少し上げる必要がある。150キロはコンスタントに超えていきたい。今は出て150キロくらいなので、最速を更新したり、球が速いイメージ、印象を相手に植え付けたい」とさらなる成長を誓った。

投球回100回超えも 同じ年・上沢の170回に遠く及ばず

千葉・鎌ケ谷でキャッチボールする上原

 

 来季、意識するのは投球回数だ。今年は上沢がパ・リーグトップの170回、加藤貴が163回⅓、伊藤が153回⅓と、〝先発3本柱〟がフル回転した。上原は自己最多の101回⅓でチーム4位。「170って何ですか。170回ってやばいです。でも、そこなんです。上沢は同級生で、170イニング投げられる。僕は100イニングぐらいしか投げていない。やっぱりその違いは、数字以上に大きいと思っていますし、そこを何とか埋めていかないと、僕のレベルも上がらないし、投手力も上がっていかないのかなと思う。今年は3人がとにかく頑張って、先発を回したっていうのが現状。その3人に大きく離れて僕がいる状態。どう考えても足りていなかった。そこと競り合えるぐらいにならないといけない」と力を込めた。

来季去就が不透明な加藤貴と上沢は いないものとして

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