コンサドーレ
2023/10/21 23:15

札幌 リーグNO1攻撃陣に屈し4失点大敗・・・ DF田中駿汰「ここまで点差が開くような内容ではなかった」

後半アディショナルタイム3分、ゴールを決める田中駿(左)(撮影・岩崎勝)

■J1第30節 横浜M4-1札幌(10月21日、神奈川県・日産スタジアム)

超攻撃型クラブ同士の激突 4発に沈んだ札幌

 52得点の横浜F・マリノスと50得点の北海道コンサドーレ札幌。J1のチーム得点ランキング1位と3位による〝矛矛対決〟は、リーグ連覇に向けて負けられない横浜Mに軍配が上がった。札幌は意地の4ゴールに屈した形となってしまった。

 3バックの右CBで出場のDF田中駿汰(26)は今季チーム唯一となるリーグ戦30試合連続先発出場を果たした。試合後には「ここまで点差が開くような内容ではなかったと思いますけれど、それは言い訳に過ぎないので」と悔しさをにじませた。

序盤のチャンスを逸すると…

 試合開始直後は札幌がペースを握った。前半4分にFW小柏剛(25)がわずかにゴール右へとそれてしまう惜しいシュートを放てば、同9分にはMFルーカス・フェルナンデス(29)の右サイドからのクロスにMF浅野雄也(26)が頭で合わせるなど、ボールを支配。攻勢に出る機会が多かった。

カウンターから先制点を献上

 だが、先制ゴールを手にしたのは横浜Mだった。前半19分、札幌がペナルティーエリアへ進入すべく圧力をかける中、敵陣の深い位置でボールコントロールを乱した。ルーズボールをFWアンデルソン・ロペス(30)に拾われると、一気に前線に展開され、ボールを受けたFW宮市亮(30)に独走されてしまう。田中駿も必死に追いかけたが及ばず、ボール奪取からわずか10秒という電光石火のカウンターでゴールネットを揺らされてしまった。

反省しきりの田中駿 「瞬間での切り替えが少し遅れた」

あわせて読みたい