コンサドーレ
2023/10/21 18:30

【プレーバック】J1第30節 横浜M4-1札幌(10月21日、神奈川・日産スタジアム)

横浜Mに敗れて引き揚げる札幌イレブン(撮影・岩崎勝)

 

決定機を仕留められず 残り6分から3失点

 北海道コンサドーレ札幌はリーグ2位の横浜F・マリノスとアウェーで対戦し、1-4で敗れた。リーグ戦、ルヴァン杯合わせて今季6試合目となるこのカード。今回の対戦でも互いが志向する攻撃サッカーが真っ正面からぶつかり合った。

 試合序盤は札幌がボールを保持する時間が長く、何度も横浜M守備陣を脅かすが、決定的な場面をつくるまでには至らず。迎えた前半19分、札幌は敵陣中央で相手FWアンデルソン・ロペス(30)にボールを奪われると、鋭いスルーパスで素早いカウンターを繰り出され、FW宮市亮(30)に先制ゴールを許してしまう。

 失点後は横浜Mがボールを持つ時間が多くなるが、反撃を狙う札幌も同戦で好相性のFW菅大輝(25)が同29分、同30分と立て続けに強烈なシュートを放って見せ場をつくる。前半はそのまま0-1で折り返した。

 後半に入ると、両軍ゴール前でのチャンスシーンが多く見られるようになり、札幌は同2分にMFルーカス・フェルナンデス(29)、同9分にFW小柏剛(25)、そして同11分にはMF浅野雄也(26)が立て続けに決定機を迎えるが、なかなかゴールネットを揺らせない。

 逆に同13分には横浜MにDFラインの裏を突かれ、ロペスにGKと1対1の局面をつくられてしまうが、GK高木駿(34)が右足一本でシュートを防ぐスーパーセーブを見せて追加点を許さない。高木は同29分にもFW植中朝日(21)との1対1のシーンでのシュートを左足一本でブロックするなど、好守を連発する。

 だが同39分に途中出場の横浜M・FW杉本健勇(30)にダイレクトボレーを打たれてしまう。そのシュートはループ気味となり不運な形で高木の反対サイドに決まって2点差をつけられると、アディショナルタイム1分にFWエウベル(31)に決定的な3点目を奪われる。同3分にDF田中駿汰(26)のゴールで意地を見せたが、もう残りの時間は足りず。同6分にも植中にダメ押しゴールを決められた。


試合詳細はコチラ

(1/8)
前半、厳しくマークされながらもシュートを放つFW小柏(右)

(2/8)
前半3分、DF中村(右)​​​​がシュートを放つが横浜MのDF喜田に阻まれる

(3/8)
後半、ゴールを狙うが決めきれないMFルーカス

(4/8)
後半、DF中村のクロスに合わせられなかったFW小柏(手前)

(5/8)
後半アディショナルタイム3分、FWトゥチッチ(右から2人目)のアシストに反応してシュートを決めるDF田中駿(左)

(6/8)
後半アディショナルタイム3分、ゴールを決めてサポーター席に振り向いてハートマークをつくるDF田中駿

(7/8)
横浜Mに敗れて引き揚げる札幌イレブン

(8/8)
横浜Mに敗れて引き揚げる札幌イレブン

 

あわせて読みたい