ファイターズ
2023/10/07 17:00

《鶴岡慎也のツルのひと声》シーズン回顧2023 ~野手編~ 新球場をアドバンテージにしなくては

若きスラッガー3人衆の伸び率がチーム成績に反映

 チーム打率は12球団ワーストとなることが確実。数字は当然、大事だ。だが、良くも悪くも清宮、野村、万波の成長に尽きる。昨季から優先的にチャンスを与えられてきた3選手。新庄監督も爆発的な伸びに期待していたはずだ。

成長しきれなかった清宮&野村

 万波はホームラン王争いを繰り広げた。ただ、清宮と野村は成長しきれなかった。清宮に関しては、けがもあったのだが、それも含めてのパフォーマンス。1年間、試合に出続けることの難しさを痛感したはずだ。

「幹」がしっかりしていれば、枝葉は何とでもなる

 まだまだ若い3人。だが、「幹」になってもらわなきゃいけない。清宮と野村が物足りない成績に終わったから、チームはBクラスに沈んだと言い切ってもいい。それだけ、彼らに対する期待は大きく、責任も背負っている。

 3人がクリーンアップに固定され、シーズンを完走できれば、おのずとチームの順位も上昇する。清宮以外にも負傷者は出たのだが、「幹」がしっかりしていれば、枝葉は何とでもなるものだ。

万波はベストナイン、GG賞の常連に

あわせて読みたい