コンサドーレ
2023/09/30 23:50

札幌MFスパチョークが主力欠く柏戦で意地の一発 日本の天才から授かったもの

後半6分、MFスパチョーク(中央)が今季7点目のゴールを奪った(撮影・小田岳史)

■J1第29節 札幌1-2柏(9月30日、札幌ドーム)

チーム3位の今季7点目

 北海道コンサドーレ札幌のMFスパチョーク(25)が30日、札幌ドームで行われた柏戦の後半6分に3試合ぶりの得点を決めた。昨季途中に加入したタイの至宝は、今年5月13日湘南戦で来日初ゴールを決めると、6月24日C大阪戦で初先発。今節は5試合連続のスタメン入りで、早くもチーム3位となる7点目のゴールを奪った。

体を投げ出して右足ボレー

 主力3人が出場停止、U-22日本代表のDF馬場晴也(21)も欠く緊急事態でも関係なかった。後半に攻勢を強めた札幌の中で唯一の輝きを放った。同6分、MF小林祐希(31)がペナルティーエリア手前右の位置から相手の意表を突くフライスルーパスで走り込んだMF浅野雄也(26)に合わせようとしたが、惜しくも相手GKに弾かれると、ピッチの中で誰よりも先に反応したのがスパチョークだった。体を半分投げ出して右足ボレーでゴールへ流し込んだ。試合後は「ワンツーからのシュートだと思ったけど、うまくこぼれ球を拾えた」と喜んだ。

ロングパスをトラップするMFスパチョーク
 

「(小野に)アドバイスしてもらったから今もJリーグでプレーできている」

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