ファイターズ
2023/09/26 00:20

高卒5年目の田宮裕涼がプロ初本塁打 鉄腕・宮西が見いだした名捕手たちとの共通点とは…

六回、田宮(中央)がプロ初本塁打を放ち、伊藤(左)とタッチを交わす(撮影・松本奈央)

■パ・リーグ24回戦 楽天9ー1日本ハム(9月25日、エスコンフィールド北海道)

1点を追う六回にプロ第1号 記念すべき一発はマー君から

 日本ハムの田宮裕涼捕手(23)が25日、楽天戦(エスコンフィールド北海道)に「9番・捕手」で先発出場。1点ビハインドの六回に、田中将大投手(34)からプロ初本塁打をマークした。

 高卒5年目で飛び出した待望の一発を「感触は良かったです。プロでホームランを打てるとは思ってなかった。すごい投手から打てて、とてもうれしいです」と初々しく振り返った。
 

六回、田宮がプロ初本塁打を放ち、同点とする

 

リクエストの末に 記念球は両親へ

 二塁ベース上で半信半疑のまま、審判のコールを待った。快音を残した打球は、右中間フェンス最上部に当たり、グラウンドへ跳ね返っていた。新庄監督はすかさずリクエストを要求。リプレー検証の結果、判定が本塁打になると、ようやく表情を緩めてダイヤモンドを半周した。

 「僕的にはツーベースだと思っていて、監督が出てきたので『まさか?』と思いました。入ってくれて良かった。今年はファームでも1本しか打っていなかったので、まさかエスコンで打てるとは…。記念球は両親にあげたいです」
 

六回、田宮(右)がプロ初本塁打を放ち、新庄監督から記念球を受け取る

 

厳しいプロの世界 成長期し助言求める

あわせて読みたい