コンサドーレ
2023/09/13 19:30

U-22日本代表の札幌DF馬場晴也 湘南戦勝利し胸張りアジア大会へ挑む

16日湘南戦に向け練習を再開したDF馬場(撮影・工藤友揮)

■9月13日、札幌ドームサブグラウンド

16日湘南戦に向け練習再開

 10日に横浜Mとのルヴァン杯準々決勝第2戦(ニッパツ、0●3)を戦った北海道コンサドーレ札幌は13日、2日間のオフを挟んで練習を再開。攻撃練習や6対6などで16日の湘南戦(札幌ドーム)に向け調整を行った。DF馬場晴也(21)は湘南戦後に一時チームを離れ、アジア競技大会を戦うU-22日本代表に合流する。最近、チーム内での存在感を高めつつある若武者が〝壮行試合〟でチームを勝利に導き、胸を張ってアジアでの戦いへ旅立つ。

川崎戦からリーグ戦2試合連続フル出場

 8月26日川崎戦(等々力、2△2)、そして9月2日のG大阪戦(札幌ドーム、4〇0)と現在リーグ戦2試合連続でフル出場中の馬場。それ以前までリーグ戦での先発出場は2試合に止まっていたが、川崎戦で見せた攻守での奮闘によって一気に定位置争いの先頭集団に加わった格好だ。「出られない時もしっかり準備はしてきたので。コンディションはずっと良い感じに保っていたので、いつチャンスが来てもいいように準備をしてきたのが川崎戦でのいいパフォーマンスになって。日頃の準備が良かったかなと思います」。

1試合総走行距離がトップクラス

 その2戦での1試合ごとの総走行距離を見ると、川崎戦ではMF駒井善成(31)に次いでチーム2位、そしてG大阪戦では両チームの出場選手32人の中で唯一11キロ超の距離を走り抜いて堂々1位の座に輝いた。ボランチとして守備面ではもちろん、攻撃面でも推進力を持って前線に顔を出していることを数字が証明している形だ。「チャンスをもらって消極的になるのはやっぱり違うと思うので。どんどんチャレンジしていこうという気持ちが、その推進力であったりにつながっているのかなと思っています」。積極的な姿勢を持って試合に臨めていることを最近の好調の要因に挙げる。

パリ五輪予選のメンバーから漏れ危機感

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