コンサドーレ
2023/08/26 23:30

【プレーバック】J1リーグ第25節 川崎2-2札幌(8月26日、等々力)

試合終了後、悔しそうな表情を見せるMF宮澤(左)らイレブン(撮影・小田岳史)

MFスパチョークが先制&アシスト

 9位ながら3連敗中の川崎と8戦勝ち無しで13位の札幌、夏場の調子が出ないチーム同士の対戦となった。

 前半は札幌のペース。同25分、川崎サイドのペナルティーエリア右角でFW浅野が倒されFKのチャンス。同27分にキッカー福森が直接ゴールを狙って壁に当たったこぼれ球を、ペナルティーアークで待ち構えていたMFスパチョークが右足でゴール左へたたき込み先制した。同35分には中盤でMF荒野、MF馬場と回し、前線のスパチョークへパスしクロスボールをMF駒井が合わせ2点目を奪った。守備陣も健闘。移籍後初出場となったGK高木を中心に札幌は堅実な守備を見せ、川崎にシュートを打たせなかった。

DF岡村の一発退場で一変

 後半は川崎がFWマルシーニョを投入しスピード勝負に出て一変した。同6分、前線で待ち構えるマルシーニョに中盤からボールが渡りDF岡村と接触。VARの結果、得点機会の阻止をしたと判断され岡村が一発退場、数的不利に陥った。同22分、26分と立て続けに失点し2-2に追い付かれた。アディショナルタイムにもゴール前で決定的ピンチがあったが、GK高木がパンチングで外に出し、なんとかドローで終えた。

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■衝撃的なダイレクトボレーで先制点をマークしたMFスパチョーク(25)

「自分でもびっくりするぐらいのゴールでした。ああいう形で決められるとは思っていなかったですが、シュートに行かなければいけないシーンだったのでシュートしてみたら決まりました。点が取れて良かったです」

■2点目のゴールを決めたMF駒井善成(31)

「CBの間というのはフリーになるなと感じていましたし、あのゴールの前からそこを狙っていて。うまくチェック(スパチョーク)が理解してくれたので、そこは流し込むだけだったのでそんなに難しくなかったです」

■後半35分から途中出場し、公式戦デビューを果たしたFW大森真吾(22)

「やっと出られるなというのはありましたけど、それよりもチームの勝利につながるように、そして10人だったのでそういう戦い方を意識しながらプレーしました」


(1/20)

前半、ファウルを受けるMFルーカス(右)
(2/20)
前半27分、ゴールを決めたMFスパチョークが札幌サポーターに向けてポーズを見せる
(3/20)
前半、ロングパスを出すMF浅野
(4/20)
前半35分、MF駒井(中央)がゴールを決め、札幌イレブンと喜ぶ
(5/20)
勝利を願って応援をする札幌サポーター

 

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