日本ハムの伊藤大海投手（２５）が今季７勝目を懸けて１９日のオリックス戦（京セラドーム）に先発する。登板前日の１８日はキャッチボールなどで軽めに調整し、意気込みなどを語った。一問一答は以下の通り。

―今季のオリックス戦は３試合に投げて０勝２敗、防御率９・００
「いつも通りというか、しっかり自分の投球ができたらと思います」

―敵地・京セラドームでの登板は今季初。球場のイメージは
「投げやすいっていうのはありますね」

―オリックス打線で警戒する打者は
「森さんが上がってきて調子良いですし。うち、若月さんに結構、やられているイメージがある。下位打線にいますけど、下位打線って感じじゃないので、一つポイントになるかと。その前もランナーを出さないように。戦力的な部分も絡んでくる場所なので、気をつけながら投げたいと思います」

―６勝目を挙げた１２日のソフトバンク戦は、いけいけどんどんのピッチングだった。今回も引き続き？

「そうですね。残り試合も少ないので、そのぐらいの勢いで最後まで投げ切れたらいいと思います」

―前回、良いピッチングができて気持ちは軽くなったか
「まあ、そうっすね。でも、たかが１回勝っただけなんで、気を引き締めて、またしっかり１イニング目から１アウトずつ投げたいなと思います」

―約１カ月ぶりに勝利を挙げて、ご褒美で何か食べたりしたか
「いやいや全然、まだまだやらないと！」

―疲れも出てくる時期。どんな工夫をしているか
「よく寝るようにはしていますけど。交代浴とか、エスコンフィールドになって便利な部分も多くて。そういう体のケアでも、すごく恩恵を受けているかなと思います」

―交代浴の時間を長くしたりしているのか
「時間はそんなですが、トータル１５分ぐらいしっかりやるようにして。体に熱を残さないように工夫はしていますね」

―現在６勝６敗と勝ち負けが五分。白星が上回ると気持ち的にも楽になる
「そうっすね。もちろんそれはそうですし。自分のイニングを全うすることをしっかり。それができるってことは、ある程度のゲームのできってことですし。そういうところの数字にもつながっていくので。勝ちたい勝ちたいっていうより、自分の仕事を。５回で勝ち星がついてもしょうがないので、自分の責務を全うするじゃないですけど、そっちの方がメインかなと」

―現時点で投球イニングは１０９回⅔。まずは規定投球回に到達したい
「そうですね。勝ち星はいろんなことがありますけど、イニングだけは自分の力でどうにかなるので頑張りたいです」