ファイターズ
2023/08/12 00:10

五十幡 ヒヤリ…野村と交錯も「大丈夫です」 打では2夜連続3安打

五回1死、ソフトバンク・中村晃の打球を捕球した五十幡(右)と野村が交錯する(撮影・村本典之)

■パ・リーグ18回戦 日本ハム4-7ソフトバンク(8月11日、ペイペイドーム)

1球への強い執着から野村と激突

 北海道で、福岡で快音を連発した。日本ハムの五十幡亮汰外野手(24)が11日、ペイペイドームで行われたソフトバンク戦に「2番・中堅」で先発出場。前夜の西武戦(エスコンフィールド北海道)に続き3安打をマークした。一方、五回の守備では左翼を守る野村と激しく交錯するなどヒヤリとする場面も。1球への強い執着を見せた背番号50は、一心不乱にレギュラー獲得を目指している。
 

打球は左翼前方も 中堅・五十幡が先に「ガーリー」

 一歩間違えば、大けがにつながりかねないシーンだった。危険と隣り合わせのプレーで、1つのアウトを必死に奪った。五回1死。中村晃の放った打球は左翼前方へフラフラと舞い上がった。野村が一足早く落下地点へ入ったが、中堅を守る五十幡が快足を飛ばして白球をキャッチ。捕球直後に、五十幡の顔面と野村の左腕が接触した。
 

五回1死、ソフトバンク・中村晃の打球を捕球した五十幡(右)と野村が交錯する


 グラブに入れた白球は最後まで離さなかったが、背中と頭をグラウンドに強打した。しばらく立ち上がれず、治療のため一旦ベンチへ。その後は元気にプレーを続行し、試合後は「(影響は)大丈夫です。ジェイ(野村)が1回下がったのが見えた。これはギリギリかなと思って、先に自分がガーリーと言った。言ったからには自分が捕らないと。来てるのは分かったけど引くわけにはいかない。ガーリーを言った方が優先なので」と無事を強調し、一連のプレーを振り返った。

「まだジェイは始めて数日でしょうがない」

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