ファイターズ
2023/08/11 00:20

五十幡 同期の絆で猛打賞「根本の勝利はすごくうれしい」

一回1死、右翼フェンス直撃の三塁打を放ち、三塁に滑り込む五十幡(撮影・松本奈央)

■パ・リーグ17回戦 西武5-6日本ハム(8月10日、エスコンフィールド北海道)

「2番・中堅」で先発出場 一回にいきなり俊足生かした三塁打

 ドラフト同期の絆は、強くて深い。日本ハムの五十幡亮汰外野手(24)が10日、エスコンフィールド北海道で行われた西武戦に「2番・中堅」で先発出場。3安打の活躍で勝利に貢献した。5月5日・楽天戦以来、今季2度目の猛打賞に「(4打席目の)三振を除けば良かったかな。何とか粘って、内容が良いものを増やしていきたい」と充実感をにじませた。
 

一回1死、五十幡が三塁打を放ち、塁上でピクチャーポーズを見せる

 

 約3万人の観衆が、圧倒的なスピードに酔いしれた。一回1死で迎えた第1打席。与座の直球を捉えると、打球は右翼手の頭上を越えてフェンスを直撃した。クッションボールが大きく弾むのを確認した背番号50は「その瞬間に行こうと思った」と一塁ベースを蹴り、一気に加速。あっという間に三塁を陥れ、続くマルティネスの先制打を呼び込んだ。

五回、八回も内野安打で韋駄天ぶり発揮

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