高校野球
【プレーバック】全国高校野球選手権南北海道大会決勝 北海11-2北海道栄(7月25日、エスコンフィールド北海道)

五回に打者13人の猛攻で一挙7得点奪った北海 熊谷7回1失点 エース岡田2回1失点
投打ががっちりとかみ合った北海が、北海道栄との決勝戦を11-2で制し、2年ぶり40度目の甲子園出場を決めた。二回、小保内貴堂左翼手の適時三塁打で先制すると、三回にも追加点。そして、五回には打者13人の猛攻で7得点のビッグイニングをつくり上げた。
大量援護に守られた先発の熊谷陽輝投手(3年)は7回3安打1失点の好投。八回から登板したエースの岡田彗斗投手(3年)も北海道栄の小原一叶投手(2年)に浴びたソロ本塁打のみの1失点に抑え、最後を締めくくった。北海の平川敦監督(52)は「(打線が)最後につながってくれた。40回目の出場をうれしく思います」と喜んだ。4投手をつぎ込んだ北海道栄は、粘る展開に持ち込みたかったが、五回の大量失点が最後まで響く結果となった。
■7回1失点と好投した北海の熊谷陽輝投手(3年)
「監督の気持ちに応えようと思いました。甲子園ではバックスクリーンにホームランを打ちたいです」
■今大会は16回1失点と抜群の安定感を誇った北海の岡田彗斗投手(3年)
「エースとしていいピッチングができた。甲子園に行くからには、南北海道代表として、さらに自覚が必要」
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