ファイターズ
2023/07/18 00:25

《岩本勉のガン流F論》相手が嫌がる攻撃こそが現ファイターズの持ち味ではないか

■パ・リーグ14回戦 日本ハム2ー7西武(7月17日、ベルーナドーム)

選手個人の工夫が必要 自分のスタイルを曲げてでも

 前半戦を象徴するかのような試合展開だった。顕著だったのが2―5の七回。無死満塁と好機をつくった。まだ3点差。西武の投手陣を捉えるチャンスだった。ところが1番の万波、続く加藤豪、マルティネスと凡退。反撃ムードは一気にしぼんだ。

 ベンチからのサインがなくとも、選手個人が工夫することで、攻略のきっかけをつかむことができる。その意志を感じなかった。持ち味を発揮するという選手が持つ根本の策とは別に、自分のスタイルを曲げてでも傾向と対策に応じて攻め手を変える。それが時には必要だ。

求められる気付きと行動 「やっぱり連敗中」で終わらせてはいけない

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