■全道高校サッカー大会最終日（２１日、札幌市東雁来サッカー場）
　▽男子準決勝　旭川実業１－０札幌第一
　▽同決勝　旭川実業３－２（延長）札幌創成

インターハイ地元・旭川開催で意気上がる

　高円宮杯Ｕ－１８プレミアリーグに参戦中の旭川実業が３連覇の偉業を成し遂げ、北海道第１代表として地元・旭川開催のインターハイへ臨む。３連覇は１９９５年まで４連覇した室蘭大谷（現・北海道大谷室蘭）以来となる。

全道初出場のＭＦ小川が延長後半に決勝ゴール

　準決勝終了から約２時間半後の決勝では、互いにメンバーを総入れ替えで争われた。旭川実業は２度も先行を許す苦しい展開だったが、後半ロスタイムに同点に追いつくと、延長後半２分に全道大会初出場のＭＦ小川理玖（３年）が決勝ゴール。「３連覇っていうのは自分たちの代で絶対止めちゃいけないと思ってたので、まず３連覇できたことは本当に良かった。（インターハイへ）しっかり自分がスタメンで出て結果を残す」と、スタメン奪取へアピールを続けて行く。