ファイターズ
2023/06/21 17:00

《荒木大輔のズバリ解投》スペシャリティー持つ梅林と田宮 課題は明確

チーム状態は上向き ファームでも期待の若手が奮闘中

 交流戦を4連勝で締めくくり、チーム状態は上向きだ。昨季に比べ、確実に戦力は充実してきている。プロ野球は勝負の世界。それはチーム内も同様。ファームでも、期待の若手が着実に力をつけ、1軍舞台を目指している。

 投手陣が顕著で、ドラフト1位の達や畔柳、育成の福島、松本遼らの顔が浮かぶ。今季から育成となった柿木はここまで18試合(21日現在)で計25回⅔を投げ、防御率0・35と抜群の安定感を誇る。

高卒選手に存在する〝育成期間〟 焦りは禁物

 ただ、焦りは禁物だ。今はじっくりと力を蓄える時期。今季中、確実に足固めし、来春を目指してもらいたい。キャンプのスタートと同時に猛アピールできれば、よりチャンスは広がる。高卒選手には〝育成期間〟が存在する。首脳陣も長いスパンで、戦力として見極めていくものだ。

苦しむ根本と吉田 その理由とは…

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