ファイターズ
2023/06/18 19:05

《岩本勉のガン流F論》打者ではなく打線と向き合う北山。先発らしくなってきた

■交流戦3回戦 日本ハム4ー0中日(6月18日、バンテリンドームナゴヤ)

巧みだった後続を計算に入れた投球のコーディネート

 何と言っても、この試合は北山に尽きる。実に先発らしくなってきた。時折、見せていたリリーフ投手のようなパワーピッチングがなくなった。力を抜き、対打者ではなく、打線と向き合えている姿が、そこにはあった。

 打線と向き合うとは、どういうことか。カウントを悪くしても後続を計算に入れたコーディネートができているということ。たとえボールが先行しても、次の打者で打ち取れる算段があれば、思い切って〝くさいところ〟を攻めることができる。

カーブを重要球に このスタイル、誰かに似てきてやしないか!?

あわせて読みたい