芸能文化
2023/05/28 16:15

【コロナからの夜明け】④ 札幌出身シンガーソングライター・山崎あおい 制限緩和に「自分のできることは増えた。すごい楽しみ」

制限のない活動を楽しみにする山崎あおい(撮影・十島功)

鈴木愛理、アンジュルム、タイトル未定などに楽曲提供する作詞・作曲家としても活動

 コロナ禍で〝培ったもの〟を発信していく。札幌市出身のシンガーソングライター・山崎あおいは、鈴木愛理やアンジュルム、タイトル未定などに楽曲提供をしており、作詞・作曲家としても活躍している。苦しかったコロナ禍だったが「挑戦できた部分もあった」と前を向く。制作面において多くのことをアップデートできたという。「自分のできることは増えたけど、制限がなくなる。すごい楽しみ」と胸を躍らせている。

 新型コロナがまん延した際には、予定していたツアーが次々と中止となった。アーティスト活動の場はなくなり、さらに世の中全体の雰囲気も暗くなっていた。体調面の不安をずっと抱き続けるピリピリとした緊張感は常に存在した。ただ、多才な才能を持つ山崎にとって、ライブが減ったことはマイナス面ばかりではなかった。

制限のかかった中で「何ができるかがすごい楽しかった」

 「配信ライブをやってみようとか、自宅でどれだけの制作ができるか、みたいなところもあった」と制限のかかった中で、さまざまなことにチャレンジした。「その条件の中で何ができるかがすごい楽しかった。キャンプ場でライブをやってみようと、配信機材を持っていって、キャンプ場のWi-Fiだけを借りてやってみると楽しかったです」と当時を振り返った。

コロナ禍ではできなかったライブ演出を模索 アイドルの曲はコールを意識して作ることも

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