コンサドーレ
2023/04/23 20:00

札幌MF荒野「本当にもったいない。今シーズン勝ち点10ぐらい逃している感覚」 先制ゴールもドローに危機感

前半5分、ゴールを決めた荒野が喜ぶ(撮影・松本奈央)

■J1第9節 札幌2―2福岡(23日、札幌ドーム)

前半5分、こぼれ球を蹴り込み今季初ゴール

 鮮やかな先制ゴールも勝利につながらなかった。ボランチの一角で先発した北海道コンサドーレ札幌のMF荒野拓馬(30)が今季初ゴールを記録。前半5分、こぼれ球をゴール右下に突き刺した。その後もMF浅野雄也(26)の得点で前半のうちに2―0としたが、後半6分、13分と立て続けに失点。荒野自身もベンチへ退いた後にイエローカードをもらうなど後味の悪い試合となった。

 30歳となって初めての試合でゴールを奪ったが、素直に喜べるゲーム内容ではなかった。2―0と理想的な展開で折り返しながらも、後半序盤に複数失点し引き分けに持ち込まれた。3月18日のアウェーG大阪戦でも同様の試合だっただけに、荒野は「後半立ち上がりに失点っていうのはもったいないと思うし、これまでも何度もある。今シーズン、勝ち点10ぐらい逃している感覚は選手にもサポーターにもあると思う。それを今日もやってしまった」と危機感を募らせた。

「間が空いて(ボールを)拾えなくなる隙をなくしたい」

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