コンサドーレ
2023/04/09 22:00

札幌MF金子&DF田中駿 4年目同期コンビが制限明けで生まれた自分たちの応援チャントに発奮 C大阪戦で3得点し勝利に導く

先制&2点目ゴールを決めたMF金子(右)と3点目の決勝ゴールを決めたDF田中駿(撮影・金田翔)

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■J1第7節 C大阪2-3札幌(9日、大阪・ヨドコウ桜スタジアム)

 北海道コンサドーレ札幌は敵地でセレッソ大阪と対戦し3-2で勝利した。札幌は前半6分にMF金子拓郎(25)のゴールで先制。同14分にPKで同点とされるが、直後の同15分に再び金子が決めた。後半16分にも同点とされたが、直後の同19分には左CKをDF田中駿汰(25)が頭で合わせて再度勝ち越しに成功。終盤は相手の反撃にも耐え抜き、3試合ぶりの勝利を手にした。通算成績は2勝3分2敗、勝ち点9で順位は9位に浮上した。

前半6分、15分に金子が左足ゴール 後半19分には田中駿が決勝ヘッド

 2020年の加入以来、札幌の屋台骨を支えてきた大卒同期コンビがサポーターの歌声を力に変え、大阪の地で躍動した。まずは前半6分、MF浅野雄也(26)が左サイドを深くえぐり、相手ゴール付近までボールを持ち運ぶと、逆サイドへマイナスのクロス。それに反応した金子は左足ダイレクトできっちりとゴールへ流し込んだ。これでリーグ戦は5試合連続で先制だ。金子は「(浅野が)決めなきゃいけないというボールをくれたので、逆に緊張したけど、しっかりと決めきれた」と喜んだ。

 同点とされた直後の同15分も金子だ。右サイドから左足クロスでゴールに向かうボールを送ると、FW金健熙(28)の動きに釣られた相手GKの左側をすり抜け、そのままゴールイン。「去年のC大阪戦でもアウェーで似たような形(金子のクロスにFW中島が頭で飛び込む)がありましたが、ああいうボールが相手にとって一番嫌だと思います。ゴールに向かうボールというのは常に意識して蹴っていきたい」。金子にとっては、21年6月19日の大分戦(札幌厚別、2〇0)以来約2年ぶりとなる1試合2ゴール。「チームに貢献することが一番ですし、自分のゴールが勝利につながったのはうれしい」と胸を張った。

リーグ戦5試合連続先制も直近2試合は結果出ず 田中駿が嫌な雰囲気を払拭

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