ファイターズ
2023/03/21 20:25

福田光 〝スクランブル出場〟で先制の3点二塁打 新庄監督も高評価

六回無死満塁、福田光が先制の3点二塁打を放つ(撮影・桜田史宏)

■オープン戦 ソフトバンク0ー5日本ハム(3月21日、エスコンフィールド北海道)

「4番・三塁」で本拠地デビュー 野村の欠場で巡ってきたチャンス生かした

 本拠地デビュー戦で、強烈なインパクトを残した。ロッテから移籍してきた日本ハムの福田光輝内野手(25)が21日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンクとのオープン戦に「4番・三塁」で先発出場。六回無死満塁の好機で走者一掃の二塁打を放ち、チームに先制点をもたらした。

 この日はキャンプの紅白戦から全試合フルイニング出場を続けてきた野村佑希内野手(22)が腰の張りを訴えて欠場。急きょ空席となった「4番・三塁」での出場を知ったのは、試合前練習が始まる直前だった。「あまり気にせず、アピールできたらいいなと思って試合に入りました」と巡ってきたチャンスを平常心でものにした。

フェンス直撃の一打 最後は右手一本で「あそこまで飛ぶとは思わなかった」

 ソフトバンク・石川の変化球に手を焼き1、2打席目は凡退。「自分の中で負けないように打席に入りました」と、頭に残る嫌なイメージを断ち切り、3度目の打席へ向かった。外角のフォークを捉え、最後は右手一本で振り抜くと、打球は右翼フェンス上部を直撃。「良い感触でした。あそこまで飛ぶとは思わなかったけど。塁上でベンチが喜んでくれているのが見えて、良かったなと思いました」と会心の一打を振り返った。

トレード加入から新たな景色 新球場で活躍誓った

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