コンサドーレ
2023/03/07 17:00

スタートダッシュには失敗したが前節・新潟戦は前向きなゲーム内容《平川弘のCool Eye》

小柏の復帰が大きな要因の一つ これまでの2試合は攻撃が流れず、連動性が皆無だった

 前節は新潟に2-2と引き分け、開幕から3試合でまだ勝ちがない札幌。昨季は開幕からリーグ戦6試合連続引き分けで勝ちがなかった。今季もスタートダッシュは失敗と言っていい。

 しかし、新潟戦はその前の広島、神戸戦とは違う内容であったのは事実。勝ち点3は獲れなかったが、前向きになれるゲーム内容だった。その一つの大きな要因は、FW小柏がケガから戻って先発できたことだろう。

相手DFの背後へ走ることでスペースが生まれる 連動から浅野の同点ゴールはお見事

 これまでの2試合は攻撃が流れず、札幌の特長である連動性が皆無だった。相手DFの背後へランニングする小柏が入ったことでDFラインが下がり、アタッキングサードにスペースが生まれる。そうなると札幌の売りである連動性が出て崩しのパス交換が可能になる。

 だが小柏は一発の裏を取る動きでDFを置き去りにしてMF青木の先制点を演出してしまった。連動ではなく個で状況を打開してしまったシーンだった。そして連動からのMF浅野の同点ゴールは見事だった。右サイドで細かくパス交換しながら中へ入って、最後はMF荒野とワンツー。浅野が周囲と連係が取れてきたと感じさせるボールの動きだった。次節の横浜M戦で2人がどこまでやれるか楽しみである。

 2失点は球際の寄せがもう一つ甘かった印象があった。厳しいようだが、GK具聖潤なら触ってほしいシュートでもあった。このゲームではプレスの強度も上がってうまくはまっていただけに、同じような失点は非常に残念であった。

 8日のルヴァン杯アウェー鳥栖戦では今季初勝利を挙げてリーグ戦につなげてほしい。

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