ファイターズ
2023/03/01 23:10

新庄監督 新球場初練習でV確信 本塁打激増期待「260本くらいは」

練習後、囲み取材に応じる新庄監督(撮影・松本奈央)

新球場での待ちに待った初練習 V宣言も飛び出した

 日本ハムの新庄剛志監督(51)が1日、エスコンフィールド北海道での初練習を終えて会見に臨み、興奮と感動の余韻に浸った。構想から完成に至るまでの歴史をひもときながら「新時代をつくるために選手を信じて。間違いなく今年は優勝できる可能性は大だし…できますね」と確信を持って予告した。

 天然芝、照明、スタンド…。細部にまでこだわった新球場のフィールドに足を踏み入れた。童心に返り、気持ちが高ぶった。「アメリカの球場とか日本の球場を全て見てきたんですけど、すごいっすよ。なんか、映画館に来たような」。壮大な物語が始まるような、期待感に包まれた。

見慣れた位置から観察 選手のテンションに「すごいうれしかった」

 練習中は現役時代の定位置だったセンターに陣取り、選手たちの動きに目を配った。当然、モチベーションは高い。「選手のテンションの上がり方や『さあ、この球場でオレたちがやるんだ』という表情を見た時に、すごいうれしかった」と顔をほころばせた。

 フリー打撃では、低い弾道でスタンドまで到達するシーンが多く見られた。昨季まで本拠地にしていた札幌ドームよりフェンスが低い分、スタンドインの確率は上がりそうだ。「12球団で一番狭いなという印象を持ちました。去年は100本のホームランが出たので、今年は最低でも260本くらいは」とニヤリ。本気とも冗談とも取れる数字を挙げ、アーチ激増を期待した。

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