■紅白戦　紅組２－４白組（１日、沖縄・タピックスタジアム名護）

注目の〝プロ初打席〟は人生初の下手投げ投手「打てないものだと割り切った」

　日本ハムのドラフト１位・矢沢宏太投手兼外野手（２２）が１日、紅白戦（名護）で実戦デビュー。「２番・ＤＨ」で先発出場し、２打数無安打１四球だった。

　注目の〝プロ初打席〟は一回１死から、鈴木の前に空振り三振。「緊張しなかった。打てないものだと割り切った」と打席に入り、野球人生で初の下手投げ投手との対戦でバットが空を切った。

　六回からは右翼守備に入り、森本稀哲外野守備走塁コーチからマンツーマン指導を受けた。「僕は外野守備をしっかりと教わったことがないので、ポジショニングとか、構えとか、いろんなことを細かく教えてもらった」と多くの学びを得た。

　野手としてプロ初のキャンプをスタートし、３日には投手としてブルペン入りする予定。投打二刀流ルーキーの本領発揮はここからだ。