夏季スポーツ
2022/12/23 19:10

とわの森 初戦突破ならずもオールラウンダーの西野が両チーム最多20得点 ウインターカップ女子1回戦

第4クオーター終了間際、とわの森の西野(右から2人目)がシュートを決める(撮影・富田茂樹)

ウインターカップ全国高校バスケットボール選手権(第1日 23日、東京体育館ほか)

 女子1回戦が行われ、3年ぶり2度目出場のとわの森三愛は、64―90で東京成徳大高(東京)に敗れた。序盤、硬さから0―10と出遅れたが、前半を10点のビハインドで折り返した。第3クオーター(Q)になると、相手の高いショット成功率に次第に引き離され、初の全国1勝はお預けとなった。一時30点以上離されたが、オールラウンダーの西野綾姫(3年)が両チーム最多の20得点をマークするなど、42度目出場の強豪相手に存在感を示した。

 最後まで粘りを見せた。残り37秒で西野が自らシュートまで持ちこみ、ねじ込んだ。「出だしで、東京成徳さんの方がすごい勢いがあって、自分たちはまだちょっとその勢いにおじけづいたところがあったけど、もう最後までやりきる気持ちをもってしっかりやったかな。負けた悔しさはあるけど、全部出し切れた」と少し涙ぐんだ。

バスケ留学で腕磨く 成長を遂げて帰道

 大麻小卒業時、叔父に勧められ、北九州市の強豪・折尾中の練習に参加。大麻中1年の夏休みには先方から誘われ、翌春まで約8カ月バスケ留学。同年8月の全国中学にも帯同した。「シュートの打ち方とか独特で、頭の上から打つ。普通は胸の前で打つんですけど、頭の上から放つシュートはブロックしにくい。今も生きている」。貴重な経験を積んで北海道に帰ってきた。

 2年進級のタイミングで野幌中に転校したが、チームに経験者は西野しかいなく、とわの森の練習に参加した。3年時に同高がウインターカップ初出場。先輩たちと一緒に会場で応援した。当然、そのまま同校に進学した。

オールラウンダーとして全国舞台で堂々プレー 卒業後はコーチの夢を追う

 新チームでは主にパワーフォワードとしてプレーしてきた。今夏の総体予選敗退後の道外遠征で、ガードの小林澪奈(3年)が負傷。代わりにプレーすることでオールラウンダーとして幅が広がった。

 西野にとっては〝3年ぶり〟の東京体育館。「全国、そのメインの東京体育館でバスケができたことが、すごいうれしくて、他のチームのすごさとかも知れたり、自分らはまだまだ身長もちっちゃくて、ガタイもないっていうことを知ることができた」。卒業後は、関東の大学へ進学し、コーチへの夢を実現するため競技と向き合っていく。

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