サッカー
2022/12/19 20:43

札大ヴィスタ「歴代NO.1」チームが8強目指す 24日から全日本大学女子サッカー選手権

8強入りを目指す札幌大ヴィスタ

降雪ハンディもDF諸岡主将「雪かきで足腰が鍛えられるし、チームが一丸に」

 全日本大学女子サッカー選手権(東京・味の素フィールド西が丘ほか)が12月24日に開幕し、北海道代表の札幌大学女子サッカー部「札大ヴィスタ」は1回戦で明治国際医療大(京都)と対戦する。氏家新司監督(39)が「歴代NO.1」と評するチームは、W杯に挑んだ男子日本代表のようにベスト8入りを目標に掲げ、2年連続の全国舞台に挑む。

 取材日当日、選手とスタッフが雪に覆われたグラウンドを除雪していた。1時間ほどの作業を経て、やっと人工芝のサッカーコートが姿を現し、ようやく練習ができるようになった。北国のチームにとって避けては通れない降雪のハンディ。それでもDF諸岡紬主将(4年)は「雪かきをすることで足腰が鍛えられるし、スタッフの皆さんも一緒にやってくれるので、チームが一丸となることにつながる」と前向きに捉えていた。

MF大沼「もう少しで全国でも勝てるチームに」

 今大会で2年連続10度目の出場。これまでの最高成績は2017年と19年のベスト16で、まだ全国で2勝を挙げたことはない。しかし、現在のチームは個の力とチーム力を兼ね備え、指揮官が目標に掲げた「ベスト8以上」を成し遂げることができる歴代NO.1の実力だという。

 今季は北海道女子リーグを7勝3分0敗で制覇し、初めて皇后杯全日本女子選手権にも出場した。1回戦で朝日インテック・ラブリッジ名古屋に0-6で敗れたものの、国内最高峰の大会で貴重な経験を得ることができた。北海道リーグで優秀選手賞だったMF大沼寿々歩(4年)は、なでしこ1部との試合に「新たな課題も見つかりました。もう少しで全国でも勝てるチームになる」と、手応えがあったと話す。

競技続ける大沼、指導者へ進む諸岡―卒業後はそれぞれの道へ

 4年生にとっては最後の大会となる。新型コロナによって大学生活は大きな影響を受てきけた。だからこそ氏家監督は「最後、思いっきり楽しんでほしい」と、逆境に耐えてきた4年生たちを元気良くピッチへ送り出すつもりだ。

 ノルディーア北海道でサッカーを続ける大沼。この大会をもって競技生活にピリオドを打ち、高校年代の指導者になることが決まっている諸岡。卒業後はそれぞれの道を歩み始める4年生たちの最後の戦いが、24日から始まる。