ファイターズ
2022/08/31 23:10

ドラ3水野 2軍で69日ぶり復帰戦 即安打

第1打席の初球を完璧に捉えて復帰後初安打を放った水野(左)

■イースタン 日本ハム3-8巨人(31日、鎌ケ谷)

 右すねの疲労骨折で離脱していた日本ハムのドラフト3位ルーキー・水野達稀内野手(22)が31日、2軍巨人戦で約2カ月ぶりに実戦復帰を果たした。「1番・二塁」で先発し、三回まで出場。第1打席の初球でいきなり左前打を放ち、2打数1安打だった。今後は状態を見ながら打席を重ね、今季中の1軍再昇格を目指す。また、試合は3―8で敗れた。

今季中の1軍復帰が目標「食らいついていく」

 電光石火で結果を出した。水野は一回、第1打席の初球を完璧に捉え、三遊間を鋭く破る復帰後初安打をマーク。6月23日の2軍ヤクルト戦以来、69日ぶりの実戦で守備もこなし、ブランクを感じさせない軽快な動きを披露した。第2打席は三振に倒れたが「投手との対戦は久々だったので、駆け引きが楽しかった」と笑みがこぼれた。

 6月下旬に右足の違和感を感じて病院で受診し、右すね疲労骨折と診断された。新人ながらオープン戦で実力を証明し、開幕1軍をつかんだが、心身ともに見えない疲れがたまっていた。それでも、言い訳はしない。「ケア不足もあった。自分に原因がある」と反省し、リハビリではストレッチに時間を割いた。

 目標は今季中の1軍復帰。「結果を出していれば必ずチャンスはある。最後の1週間でもいいので、食らいついていって上がりたい」と力強く意気込んだ。

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