ファイターズ
2022/07/09 23:35

10日今季初先発の池田が創価大先輩・石川に投げ勝つ!

10日のソフトバンク戦で今季初先発に臨む池田は平常心を強調した

 日本ハムの池田隆英投手(27)が10日、ソフトバンク戦(ペイペイドーム)で今季初先発する。開幕3戦目の同戦で中継ぎ登板して以来、約3カ月半ぶりに1軍マウンドを勝ち取った。相手先発は同じ創価大出身の石川柊太投手(30)。親交ある先輩との投げ合いを制し、1勝目をつかみ取る。

 ようやく巡ってきたチャンスを逃しはしない。今季初先発に臨む池田は「久しぶりの1軍のマウンドなので冷静に、浮足立つことなく投球できたら」と、落ち着いた表情で気を引き締めた。

約3カ月半ぶり1軍「地に足つけて準備してきた」

 七回途中1失点と好投した3日の2軍ソフトバンク戦(鎌ケ谷)直後に、10日の1軍登板が告げられた。「『来たか』とは思いましたけど、地に足をつけて準備してきたつもりです」。吉報にも浮かれることなく、調整に集中してきた。

 相手先発の石川は、創価大の3学年先輩。池田が1年時、寮で同部屋だった。「言えないですけど、思い出はいっぱいあります」と笑顔で懐かしみつつ、「簡単に勝てると思っていない。しっかり僕が投げられるところまで投げたい」と粘りの投球で勝機を見いだすつもりだ。

 強力打線が相手だが、「まず攻めていけるように。勝負しているところを見せられたら、次につながってくる」と意気込んだ。お世話になった先輩に投げ勝ち、先発ローテーション入りへの足がかりにしてみせる。

あわせて読みたい