オンライン会見で意気込み語る

　北京五輪スピードスケート男子５００メートルで銅メダルを獲得した森重航（専大３年、別海上風連中出）が２５日、オンライン会見を行った。激動の今季を振り返るとともに、来季への意気込みを語った。

　無名の存在から一気に世界トップスプリンターの仲間入りを果たした森重。国際大会を転戦する中で自身の長所、課題を再認識する１年になり「１００メートル過ぎてからのラップは世界のトップを目指せる力がある。来季はスタートを強化をしていきたい」と話した。

　ナショナルチーム（ＮＴ）のヨハンＨＣらが今季限りで退任する予定で、来季からＮＴの体制が大幅に変更される。例年であれば５月ごろに始動するが、森重は「大学でやるかもしれないし、ＮＴで継続するかもしれない。（強化方針などが）発表されてから考えたい。４年後というよりは１年１年、目標をもってやっていきたい」と力を込めた。