新庄監督が提唱 水野の二塁コンバート案「はまってくれたらジャパンのセカンドとかも面白い」
新たな勝負手を常に模索
日本ハムの新庄剛志監督(54)が秋季キャンプ中のエスコンフィールド北海道で取材対応し、遊撃手としてレギュラーをつかみ取った水野達稀内野手(26)の二塁コンバートプランを披露した。特長を最大限に生かす手段として、二塁が適任と判断。本人も新たな挑戦に意欲をたぎらせている。
入団5年目でブレークした。キャリアハイの132試合に出場。初めて規定打席に到達し、打率.289、11本塁打、58打点の成績を収めた。パ・リーグ屈指の遊撃手として名をはせたが、新庄監督は進化を促す次の青写真を描いていた。「セカンドは水野くんに行ってもらいたい。センター前、三遊間の球際。ここ何年か見てきたけど、ちょっと落としますもんね。あれがセカンドだったらまた違う形になるんじゃないかなと。肩もなかなか強い。エスコンは右中間が広いでしょ。ホームへつなぐカットプレーも水野くんの肩があった方がいい」と具体的なシーンを想像しながらメリットを挙げた。
本人も前向き 「一生懸命、練習します」
指揮官は球場の特性も踏まえ、二塁を重視する。水野の能力を高く評価しているからこそ、一層輝ける場所はどこか思案しており「ずっと出てもらいたい選手はセカンド。ゲッツーも速いんですよ。上から叩ける、叩いて低く投げられるタイプなので。はまってくれたらジャパン(日本代表)のセカンドとかも面白い。足があるし長打もある。あとは選球眼が良くなってくれたら」と期待を寄せた。
シーズン中から対話してきた。秋季キャンプに臨んでいる水野は「来年、セカンドをやってみないかと。『悪い意味でセカンドをやらせるのではなくて、おまえをセカンドに置いた方ができることが増えるんじゃないか』という前向きな言葉をもらいました。今年はショートで出ましたけど、入団した時から出られるのならどこでもいいと思っていた。正式にはまだ言われていないですけど、セカンドになるということなら、一生懸命、練習します」と頼もしく言ってのけた。成長著しい主戦力が、チームのために新境地を開く。