コンサドーレ
《こぼれ球》雪が降る町
10月28日、今年もついに宮の沢に初雪が訪れた。時折、雪交じりの強い寒風が吹きすさぶ悪条件の中、選手たちは普段以上の厚着をしてトレーニングを敢行。練習が終わると、大多数の選手がクラブハウス内へと駆け込んでいった。
今夏、札幌に加入したタイ人FWイッティモンにとって、この日が人生で初めての雪との遭遇。厚手のトレーニングウェア上下に手袋、ネックウォーマーを頭に巻くなど、防寒対策を行って雪の中の練習に臨んだが、「本当に寒くて冷たくて。初めての雪だったので、すごく新鮮な気持ちだったんですけど、寒かったというのが一番でした」。苦笑いを浮かべながらファーストインプレッションを口にした。
「自分が持っている雪のイメージは、柔らかくて良い感じのものだったんですけど、今回の雪は顔に当たると痛くて(苦笑)。思っていたイメージと違いましたね」。雪と言えばフワフワの新雪という、来日前に抱いていたイメージとは対照的な、あられ状の細かく硬い粒雪に見舞われたイッティモン。それでもまだ希望を捨ててはいない。「もしそういう質の雪があったら、飛び込んでみたいなという気持ちです」。異国から来道した18歳の青年の夢。早く叶えさせてあげたい気持ちはあるけれど、飛び込めるぐらいの量の雪が降るのはちょっとなあ…。