コンサドーレ
2026/07/18 12:00 NEW

【月刊コンサドーレ8月号】開幕直前・川井健太監督特別インタビュー「唯一求められる結果はJ1昇格」

文=斉藤宏則 写真=江本秀幸、溝口明日花

 

8月号の発売前に〝ちょい読み〟

 道新スポーツデジタルでは、毎月発行されている「月刊コンサドーレ」の記事の中から一部を抜粋し、発売に先がけて公開します。今回は7月25日に発売される8月号から開幕直前の川井健太監督(45)の特別インタビューを抜粋。記事の途中までですが、購入前の参考にしてもらえたら幸いです。

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川井健太監督の決意

 北海道コンサドーレ札幌はクラブ創設30周年という節目のシーズンに、J1復帰という最大の目標へ挑む。百年構想リーグでチームの土台を築いた川井健太監督は、J2の戦いをどう見据え、どのような覚悟で昇格争いに臨むのか。「北海道を背負う戦い」と表現する今季に向けて、開幕直前の心境を語ってもらった。

特別な年を、特別なシーズンに

―2026-27シーズンの開幕が近づいてきました。意気込みから聞かせてください
 やはり最重要なのはJ1昇格を勝ち取ることです。それこそがコンサドーレに関わるすべての人が満足できる唯一の結果なので、そこに向けてわれわれはしっかりと準備し、全力で挑む。そう意気込んでいます。

―そして、この26年はクラブ創設30周年でもあります
 これは本当に縁だと思います。クラブにとって特別な年であると認識していますし、そのタイミングで監督としてチームの指揮を執らせていただく責任を強く感じています。だからこそ、この節目の年には必ず何かを成し遂げたい。先ほどの話と重複しますが、その意味でもJ1昇格へ懸ける気持ちはとても高まっています。
 さらに30周年といえば、百年構想リーグでは札幌厚別公園競技場での3年ぶりの公式戦に立ち会うことができました。聞くところによると、勝利後に選手とサポーターが「すすきのへ行こう」を合唱したのは数年ぶりの出来事だったとのこと。今年から就任した私にとっては「え? そうなの?」という新たな発見でした。そんな巡り合わせも縁ですし、すごくいい時期に仕事をさせていただいているなと痛感しているところです。

J2を勝ち抜くための戦略

―百年構想リーグを振り返り、チームとしての戦いぶりはどう総括しますか
 大きく言って二つのことが果たせたと感じています。一つは選手の発掘を含めたチームのレベルアップ。とにかくこれをやらないことには26-27シーズンにつながっていきません。戦力の見極めや私自身がチームの環境に慣れるということも、ここに含まれるでしょう。
 そして、もう一つがファン、サポーターからの信頼を勝ち取り、26-27シーズンへの期待を抱いてもらうことです。昇降格がないとはいえ、百年構想リーグでの戦いぶりが不十分で、未来につながるパフォーマンスを提供できなかったならばサポーターの熱量は減り、ひいてはわれわれへ送っていただくパワー減を招いてしまう。
 そういった意味でも前述した一つ目と二つ目をなるべくいい形で重ね合わせながら取り組み、戦ったつもりです。そして、その手応えも悪くないものだったと率直に感じています。そのような総括ができますね。

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■プロフィール 川井 健太(かわい・けんた) 1981年6月7日生まれ、愛媛県出身。愛媛ユース、桃山学院大を経て愛媛でプレー。現役引退後は指導者に転身し、環太平洋短期大サッカー部監督、愛媛レディース監督、愛媛U-18監督などを歴任し、2018年にトップチームの監督に就任。その後は山形コーチ、鳥栖監督を経て26年に札幌の監督に就任。「攻撃的で主体的なサッカー」を掲げ、J1復帰を目指してチームを率いる。

 

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