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2026/07/21 12:00 NEW

中野ミホ 北海道の縁を力に 故郷の仲間と広がる音楽

6月に自主企画ライブ「hug 3」を行った中野ミホ=撮影・十島功

お客さんと良い空気感が作れた

 札幌出身のシンガーソングライター・中野ミホ(32)が、道新スポーツデジタルの取材に応じた。昨年はEP「Bones」をリリースし、地元・北海道でもライブする機会が多い1年だった。

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 Bandset Tour 2025「Bones」では、ソロで初めて札幌以外の地方も回った。旭川、静内、小樽でのライブを重ね「すごく楽しかったですね。その土地の方々とお話したり、人の感じとか気候とかも含めて、その場、その場での演奏ができましたし、お客さんと良い空気感が作れたと思います」

自主企画ライブにタデクイ呼んだ

 6月23日には、3年ぶりとなる自主企画ライブ「hug 3」を東京・下北沢SPREADで開催。同じ北海道出身の3ピースバンド・タデクイをゲストに迎えた。昨年、タデクイのボーカル・下倉幹人とライブで共演したことがきっかけだった。「どうしても一緒にやりたい」と声を掛けて、実現にこぎつけた。

©川島悠輝

 

 3月に東京・Shibuya WWWで行われたタデクイのワンマンライブも観賞した。中野は「3人の作り出している空間だったり、ギターのしびれるような深い音だったり、歌ももちろんですし、自分が聴いてきた好きな音楽で、安心できるような感じもありますし、どこか知らない場所に連れていってくれるような感覚もあって、すごく風景がブワッと思い浮かんだりします」と魅力を語った。

 外部からの刺激を取り入れることで、さらなる進化につなげていく。「自分が純粋にご一緒したいと思うミュージシャンと繋がっていって、さらに自分の音楽について深く考えたり、いろいろやってみたりできるんじゃないかなと思います」。新たな出会いが、音楽の幅を広げてくれている。

フライヤーは札幌在住の村田遼太郎に依頼

 つながったのは、ミュージシャンだけではない。「hug 3」のフライヤーは札幌在住の村田遼太郎に描いてもらった。「素敵な絵を描かれるので、前からとても気になっていました。タデクイとの2マンとなった時に、パッと思い浮かんだので、お願いしました。そういう意味では、北海道で縁がつながった感じにもなりましたし、すごく良かったです」

©川島悠輝

 

 今年はまだ北海道に帰れていないようで「何もなくても帰ろうかな」と笑った。2026年の下半期を駆け抜けていくためにも、故郷での〝充電〟も選択肢に入れる。「去年の『Bones』よりも、さらに進化した自分たちにしかできない曲を制作していきたいです」。人との出会いや故郷との縁を大切にしながら、新たな音楽を育んでいく。

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プロフィール 中野ミホ(なかの・みほ) 1993年11月12日生まれ、札幌市出身。2009年に自身が作詞作曲を務めるロックバンド・Drop'sを結成し、ボーカル&ギターとして活動をスタートした。バンドは21年10月に活動を休止し、現在はソロとして活動中。ソロでは〝歌〟に焦点を合わせた楽曲を制作。22年8月に6曲入りEP「Breath」を、24年7月には初のフルアルバム「Tree」をリリース。現在はギターでの弾き語りを始め、サポート・ミュージシャンにRomantic(ピアノ)とサトウミノル(ドラム)を迎えた3ピース・バンド編成での演奏も行い、積極的にライブ活動を展開している。バンド編成ではボーカル&ベースを担当しており、シンガー・ソングライターとしてだけでなく、楽器プレイヤーとしての側面も併せ持つ。25年10月にはEP「Bones」をリリースした。

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