【W杯開幕直前インタビュー㊤】小野伸二O.N.Oが振り返るW杯戦歴 最も印象に残る試合は―
史上最多48カ国が争う北中米大会
4年に一度のサッカーの祭典「FIFAワールドカップ2026」(W杯)が、いよいよ今月11日に開幕する。今大会から参加国・地域が史上最多となる48カ国に拡大。アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国16都市で7月19日の決勝戦まで全104試合の熱戦が展開される。道新スポーツデジタルでは、W杯開幕を前に過去3大会に出場した経験を持つ元日本代表で現在は北海道コンサドーレ札幌のO.N.O(One Hokkaido Nexus Organizer)を務める小野伸二氏(46)への単独インタビューを実施。自身のW杯での激闘の記憶や今大会の展望、そして8度目の出場で過去最高の成績を目指す日本代表について語ってもらった。連載の上編は小野O.N.OのW杯での軌跡を振り返ってもらった。(以下、敬称略)
現役引退後初めてのW杯に思うこと
2023年シーズンをもって26年間のプロ生活にピリオドを打った小野にとって、今大会が現役引退後初のW杯となる。大会開幕を迎えるにあたっての、現役時代との心境の変化を問うと「特に心境の違いというのはない」という回答が返ってきた。「現役であればW杯というところに関して、メンバーに入っている、入っていない関係なく、(大会出場の)可能性という部分で残されているものはあると思いますけど、現役を退けば当たり前のようにピッチ上での関わりというのはなくなる。でもW杯をそういった目で見ていなかったので、特に心境は変わらないですね」。

98年ジャマイカ戦でW杯デビュー
小野は過去、1998年フランス大会、2002年日韓大会、06年ドイツ大会と、3大会で日本代表のメンバー入りを果たしている。小野、そして日本代表にとって初めてのW杯出場となった98年大会では、2連敗で迎えたグループリーグ最終戦・ジャマイカ戦の後半34分から途中出場。現在でも破られていない日本代表W杯最年少出場記録・18歳272日でデビューを飾った。「緊張は何もなかったですね。残り時間も短かったですし、自分が与えられた時間でとにかくボールに触って、負けている状況だったので、とにかくまず同点にしたいなという気持ちで臨みました」。

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