コンサドーレ
2026/05/08 07:00 NEW

10年ぶり5連勝の軌跡と残り3戦への決意《河合GM竜の眼》

 

聖地・厚別から始まった快進撃

 4月18日に行われた厚別での松本山雅戦から始まった連勝が、今月6日の長野戦まで続いて5連勝となった。J2優勝を果たした2016年以来、実に10年ぶりのことだ。厚別から始まったというのがまた一つ、〝聖地〟としての格が上がったなと思っている。

 どの試合も楽な試合は一つもなかった。その上で選手たちが勝ち点3だけを目指して戦ってくれたことが大きい。最後の最後まで諦めない姿勢や、常に勝利を目指して戦ってくれた選手たちの意識が、この結果につながった。

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 そして何より、チームとして積み重ねてきたものが結果として現れている。特に守備の部分で、ゴール前での厳しさや球際の厳しさ、自分たちが守るべきポジションの整理ができてきた。直近2試合は完封勝利、それ以前も最小失点の1点のみ。日々のトレーニングで取り組んできたクロスへの対応など、課題を修正してきた部分が根付いてきたと感じている。今は簡単には負けないチームになってきた。

いわき戦での劇的逆転勝利が転機に

 特に印象深いのは、いわき戦での後半アディショナルタイム2分と同4分での2得点による劇的逆転勝利だ。FW大森の決勝ゴールは本人も覚えていないくらいのプレーだったと思うし、おそらくゾーンに入っていたのではないか。私自身のサッカー人生を振り返ってもなかなかない逆転勝ちで、あそこでチームが勢いに乗れたのは間違いない。自分たちが思い描いていた通りの勝利ではなかったかもしれないが、最後に勝ち切れた十分に価値のある勝ち点3だった。

ストライカー大森の覚醒

 この連勝と歩調を合わせるかのように大森は覚醒した。いわき戦の決勝点からは3戦連続のゴールで計4得点。個人的には、フォワードとしてのポテンシャルは元々高いものを持っていると感じていた。何か一つきっかけを掴めば自ずとゴール数は増えてくるだろうという思いで見守っていた。

 ゴール前への入り方が変わってきたのも大きい。相手より一歩前に入って決めた岐阜戦の先制点も見事だった。ゴールという結果を出したことで感覚を掴んだのだろう。足の振り抜き具合や当て方、ヘディングの当て方の技術も少し改善され、自分に自信を持つことができていることも大きい。こういったストライカータイプの選手は日本では年々少なくなっているので、今後もゴールを量産してその価値を示していってほしい。

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