《岐阜戦後》彼の適応能力は非常に良かった。その太々しさは先輩の荒野くんに似ている《川井TALK》
■J2・J3百年構想リーグEAST-B第14節(5月2日、岐阜メモリアルセンターヒマラヤスタジアム岐阜)
▽岐阜0-3札幌

先発総入れ替えも大森2発で4連勝
北海道コンサドーレ札幌は百年構想リーグ第14節でEAST-B3位のFC岐阜とアウェーで対戦し、3-0で完封勝利した。大型連休の過密日程5連戦の3戦目で、前節から中2日の札幌は先発全員を入れ替えてターンオーバー。来季加入内定の特別指定・DF梅津龍之介(21)や札幌U-18の2種登録・DF徳差優利(17)が初めて先発した。前半は押され気味で0-0で折り返したが、後半20分にFW大森真吾(25)の3戦連続ゴールで先制すると、同45分にMF原康介(20)、さらに同アディショナルタイム4分に再び大森が決めてダメ押し。守っては今季7試合ぶりの完封で今季初の4連勝となった。川井健太監督(44)の試合後の中継インタビュー、記者会見の一問一答は以下の通り。
【中継インタビュー】
―タフな試合を制して4連勝となりました。前半は守り切り、そして後半は攻撃という3-0。この結果いかがでしょうか
「本当に今日もたくさんのファン・サポーターに来ていただいて、本当に素晴らしい声援を送っていただいたので、前半は耐えることができましたし、後半は3点取ることができた。これは本当に選手たちがそれを体現してくれたのが全てだと思います」
―そんな中で監督の采配として今日は全員スタメンを替えるという、大きなターンオーバーと言える、そしてその力も見せる一戦となったと思います。振り返っていかがでしょう
「今日一番勝てるメンバーを選んだつもりですし、それが結果として現れたので。我々にレギュラーというものはないので、また次の試合も勝てるメンバーを選びたいと思います」
―ギリギリの戦いを制して(の3連勝)という話を試合前にも監督はされていました。今日は3-0という結果、そして次はホームでの戦いとなります。ホームでも赤いサポーターたちがたくさん応援してくれると思いますが、この点はいかがでしょう
「今日みたいな試合をまた披露したいと思いますし、もっともっと良くなると思いますので、ホームに帰ってしっかりやりたいと思います」
【記者会見】
―試合の総括を
「いい試合だったと思います。ピンチもあったんですけど、我々としては3-0で勝ったこと。あとは今シーズン出場機会が少なかった選手が多かったんですけど、そういう選手たちが戦力であるということをしっかりと証明してくれたことを含めていい試合でした」
―押されていた時間帯もあったが、ハーフタイムでの修正や選手にかけた声は
「前半は天候の部分もあり押し込まれることが多かった。もちろんピンチもありました。ただ、こういう試合になるだろうなというのは予想していたので、メンバーも含めて。あまり多くは伝えていないです。今日の試合は彼らが100%熱中してやれるような環境をつくりたかったので。そういう意味では90分トータルで物事を考えて前半が終わりましたけど、そのまま続けていきましょうと。続けることによって後半は良くなるであろうという僕らは仮説があったので。後半は盛り返していったというところでは、あまり多く指示はしていないのは事実ですね」
―修正するのではなく当初からのそういうプレーが浸透してきた
「だと思います。だと思うと僕が言ったらダメですね。ですね。力がついてきたと思います。今誰が出てもやはり守備のところは、もうプレッシングに行かなければいけない、戻らなければいけない。その中の些細なポジション修正はありますけど、全体像としては、もうこれをやらないと(試合メンバーとして)生き残れないなという感覚がおそらく選手にあるので、そこは本当に今日無失点で終えた部分も含めて良かったと思います」
―大森選手について1点目の先制したシーンのシュートはどうだったか
「トレーニング通りですね。あの感覚を掴めるようになるとまた強くなるし、本当にシュートチャンスはたくさんあったと思います。こういう風に一つ入るといろんな世界が見えてくるので、彼は今楽しいと思いますし、楽しいプラス新しい課題も見つかってきているので。いい循環かなと思います」
―今シーズン初めての4連勝についてはどうか
「嬉しいです。ただ、このリーグ戦は連勝したらプラス1ポイントもらえるとかではないので、本当に一勝一勝、積み重ねてその形になっているというところ。でも、僕がやっぱりこの連勝のいいのは、その期間ずっとファン・サポーターは幸せなんですよね。負けた週ってやっぱりちょっと嫌な気持ちになる時がある。この4連勝の間は僕らもハッピーだし、ファン・サポーターもハッピーだし、クラブスタッフもハッピーだし。やっぱりこの連勝っていうのは、その期間を味わえるっていうのは僕は好きですね。個人的な意見です」
―初めてスタメンに入った徳差(優利)に対する期待と評価はどうか
「ちょっと優利と呼ばさせてもらいます。優利に関しては、本当に良いものを出してくれたと思います。まずこの舞台でやること、パフォーマンス、あとはメンバーがちょっといつもとバラバラなメンバーでやったというところも含めると、彼の適応能力は非常に良かったと思います。もちろん課題もある。そこは彼も分かっていると思います。でもベンチに戻ってくる時にはすごく悔しそうな顔をしていました。その悔しそうな顔っていうのは、なんで代えたんだと。そういう意味ではその太々しさは先輩のちょっと荒野くんに似ているなという思いもありながら、良い選手になるだろうなとは思います」
―ターンオーバーを決めたタイミングと、百年構想のレギュレーションならではのものなのかどうか