コンサドーレ
2022/01/13 14:56

三上代表取締役GM「社長と思っていただいて構わない」

選手からの信頼も厚い三上代表取締役GM。新体制では経営面でもクラブを引っ張っていく

 北海道コンサドーレ札幌は12日、新体制に関する役員人事を発表した。野々村芳和社長(49)が代表取締役会長に就任。三上大勝GM(50)が代表取締役GMとして、経営にあたる。同日、三上代表取締役GMがオンライン取材に応じ、“社長”兼GMとしての抱負を語った。

二刀流で札幌けん引

 三上代表取締役GMは周囲に相談した上で重責を引き受けたことを明かし「私一人では難しいことも皆さんと力を合わせれば、クラブが今まで通り発展し、北海道、札幌市に良い形で関わっていけるのではないかと思う。引き続き頑張っていきたい」と一層の決意を口にした。
 「代表取締役GM」は事実上“社長”とGMの二刀流で、「実質、社長と思っていただいて構わない」という。今後はチーム編成と経営両方のトップとして、クラブを引っ張っていくことになる。
 「社長」の肩書がない背景には、強化責任者としての強い責任感がある。「これまでコンサドーレのGMとして、こだわりを持ってやってきた。そこは今後も継続していきたいというわがままを関係各所にご理解いただき、代表取締役GMという形でやらせていただく」と経緯を説明した。
 2013年3月から9年間、社長を務めた野々村氏は、新たに会長に就任する。新体制への移行理由について三上代表取締役GMは「今後クラブに変化があったとしても、ついていける体制をつくるため」とした。そして「引き続き、野々村の力を借りながら、さらにスピード感を増してやっていく」。フロントも盤石な体制を築き、新たなシーズンに備える。

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