満を持してＣＳ初登板

　日本ハムの達孝太投手（２１）が１５日に行われるソフトバンクとのクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージ第１戦（みずほペイペイドーム）に先発登板する。今季８勝をマークして飛躍を遂げた若武者にとって、これが初のＣＳ登板。大事な初戦でチームに勝利を呼び込む投球を見せて、日本シリーズ進出への足がかりをつくりたいところだ。１３日の練習後に行われた囲み取材での一問一答は以下の通り。

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―ファイナル進出を決めた１２日の試合はどんな心境で見ていたか
「七回、八回表まではあした（第３戦の試合が）あるなって思っていて、気合が入っていたんですけど、八回裏に逆転して気持ちがプチッと切れましたね（笑）。あそこから逆転されていたら、ちょっと危なかったです、きょう」

―福岡での試合を見据えた準備の手応えは
「結構、良い感じなので。良い感じだと思います」

―ペイペイドームのイメージは
「みんな、雰囲気が良くないと言っていたので、その雰囲気にのまれないようにしたいです」

―ソフトバンクは初黒星を付けられた相手。打線の印象は

「（塁に）出したら嫌なバッターがいっぱいいる打線だと思うので、なんとか出さないようにしたいです」

―前回の対戦を踏まえて、対策は考えているか
「前回は大事な試合だったのもあって結構、力んで抜けて真ん中に行く球が多かった。そんなに力まずにいつも通りでいけたら、いいところに投げられると思うので、そういう意識でいきたいと思います」

―ブルペンで確認したところは
「変化球の練習ですかね」

―ＣＳ独特の雰囲気はつかめたか
「いや、今のところそんなに。ホームというのもありますけど、雰囲気が良さそうだったので、そんなにシーズン中と変わらないかなと思います」

―特に緊張せずに臨めそうか
「そうですね。向こうに行ってみないと分からないですけど、１発目なのでどういう雰囲気になるか分からないですけど、こっちが勝って１勝１敗にできるようにしたいです」