今季リーグ戦で最後のソフトバンク３連戦

　いよいよ２２日から始まる首位・ソフトバンクとの３連戦。日本ハムは、北山亘基投手（２６）が初戦の先発マウンドに上がる。ペナントレースの行方を大きく左右する大一番を前に、現パ・リーグ２位の防御率１.５４を誇る背番号１５が、意気込みを語った。登板前日の一問一答は以下の通り。

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―大事な一戦を控えての心境は
「今、追いかけている立場ですし、直接対決ということで、大事なのはみんな分かっていることだと思います。でも、どれだけ考えてもやることは変わらないので、いつも通りやることをしっかりやって臨みたいなと思います」

―大事な一戦を任されたことは選手冥利（みょうり）に尽きるか
「そこはうれしく思いますし、それと同時に責任感もすごく感じるので、下手なことはできないなと思います。この世界は結果の世界なので、あとは結果を出すだけだなと思うので、自分に厳しく臨めたらなと思います」

―ホークス打線を抑えるためのポイントは
「どこを見ても良いバッターが並んでいますし、主力のバッターもいますけど、それ以外の下位打線にしても、どこからでも攻撃が始まりますし、どこからでもつながる打線なので、個人個人の選手を見るよりは、しっかり打線の中でピッチングとして抑えていくことが大事だと思います。しっかりリスク管理をしながら投げていけたらなと思います」

―どういう部分でリスク管理していきたいか

「余計なランナーをためないことはまず大前提です。一発のあるバッターもたくさんいるので、その前に極力、無駄なランナーをためないということもそうですし、場面によってはあえて歩かせたりとかということも必要になってくるパターンもあるかなと思う。そこは場面をいろいろ考えながら投げていきたいなと思います」

―前回は立ち上がりが良くなかったが、どう修正してきたか
「前回は立ち上がりというか、全体的に良くない部分が多かったので。立ち上がりに限らず、修正点はいくつかあったので、そこは自分なりにこの間、しっかりやれましたし、あとは集中して入るだけかなという感じです」

―ソフトバンクとの前回対戦（７月３０日）を踏まえて、気を付けたいこと、そこで見えたことは
「あの試合に関しては、八回を任せてもらった中で投げきれず。どこまで行けるかは僕が決めることじゃないですし、任せてもらった以上は、そのイニングをしっかり抑えて帰ってくるということは大事にしたいなと思います。極力、長いイニングを行って、チームを勝ちに導けるようなピッチングはしたいなと思っています」