ファイターズ
2025/07/01 18:25

《ハム番24時》7月1日


 巨人ファンだった柳川にとって、1日のソフトバンク戦の会場となっている東京ドームは憧れの球場だ。「小さい頃からずっとテレビで見ていました」。意外にも、好きな選手は投手ではなく野手。「僕は、プロ野球選手で最初に好きになった人が、(現在、巨人で外野守備走塁コーチを務める)松本哲也さんなんです。センターの、ダイビングキャッチが好きで、ユニホームとかタオルとか買っていました。足速い選手が好きだったんですよね」。俊足を生かした好守で何度もファンを沸かせた名手の名を挙げ、尊敬のまなざしを向けていた。

 かつてテレビの向こう側から応援していた少年は、6月17日の巨人との交流戦で初めて東京ドームのマウンドに上がった。九回を無失点に抑え、セーブをマーク。「(マウンドの)土が良くて、硬すぎず、柔らかすぎない感じ。投げやすかったです」と、憧れのグラウンドに立てた喜びをかみしめていた。

 クローザーを任されることも増え、調子は上向いているという。「ずっと悩んでいて、修正のトレーニングを続けていたんですけど、それがだんだんつながってきたかなという感じです。今、本当に状態が良いので、また投げたいですね」。東京ドームでの再登板を、記者も楽しみにしたい。

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