コンサドーレ
2025/06/18 22:45 NEW

【プレーバック】天皇杯2回戦 札幌2-2(PK3-5)大分

試合終了後、PK戦の末に敗退して肩を落とすMF高嶺(中央奥)=撮影・小田岳史

■6月18日、札幌・大和ハウスプレミストドーム

高嶺主将のPK失敗で2回戦敗退

 北海道コンサドーレ札幌は天皇杯2回戦で大分トリニータとホームで対戦し、延長戦を含めて120分を戦っても決着がつかず、PK戦は2人目のキッカーとなったMF高嶺朋樹主将(27)が外して3-5で敗れた。

 J2リーグ開幕戦で当たったクラブ同士の対戦。第19節が行われた15日から中2日ということもあり、先発メンバーは互いに1人を残して全て入れ替えた布陣で戦った。

 先手を取ったのは札幌。前半24分、リーグ戦から唯一連続で先発した大卒ルーキーMF木戸柊摩(22)がゴールまで約30メートルやや左の位置から右足一閃。先制点となる弾丸ロングシュートをゴール左上に突き刺した。

 さらに4分後の同28分、今度は速攻でMF原康介(19)がドリブルで右サイドを駆け上がり、クロスにFW出間思努(20)が左足で合わせて2点目を挙げた。2点ともアカデミー育ちの選手が決め、札幌は勢いに乗った。

 しかし同39分、大分の右クロスからファーサイドで待っていたDF薩川に決められ、1点差となって前半を折り返した。後半は大分が攻勢を強め、札幌は前半ほどリズムに乗れない状況が続く。

 後半32分には新加入のFWマリオ・セルジオ(29)が木戸と交代して来日デビュー。FWアマドゥ・バカヨコ(29)と前線でコンビを組んだ。1点リードも追加点が奪えない札幌は、5バックにシステム変更して逃げ切りを狙ったが、思惑は外れた。

 後半アディショナルタイム5分。最後のワンプレーとなった相手CKで同点ゴールを押し込まれ、15日の今治戦と同じように試合終了間際の失点で追いつかれてしまった。延長戦では高嶺主将をボランチに入れて勝ち越しを狙ったが、120分の死闘も決着がつかず。勝敗はPK戦に委ねられた。

 PKの先攻は大分で札幌は後攻。大分は最初のキッカーから5人全員が決め、札幌は2人目・高嶺の左足キックが左上のクロスバーを叩いてしまった。

▼▼▼▼札幌の選手コメントと写真は以下に▼▼▼▼

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