【一問一答】レイエス 起死回生の同点打「信じられないし、興奮しています」
九回2死二、三塁、同点の2点適時打を放ったレイエスが喜びを爆発させる=撮影・小田岳史
■セ・パ交流戦3回戦 広島7-8日本ハム(6月15日、エスコンフィールド北海道)
北海道日本ハムファイターズのフランミル・レイエス外野手(29)が九回2死二、三塁から同点適時打を放つなど、4安打3打点で逆転勝利の立役者となった。前日14日の本塁打に続き、持ち前のバットで存在感を示したドミニカン。試合後の一問一答は以下の通り。
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―九回の同点打でチームを救った。振り返って
「自分にとってもファンのみなさんにとっても、チームにとっても本当に興奮する一打だったんじゃないかと思っています。チームの勝利に貢献する一打を残せたのは、今でも信じられないし、興奮しています」
九回2死二、三塁、同点の2点適時打を放つレイエス=撮影・岩崎勝
―九回2死から始まった。どんな気持ちで打席に向かったか
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「準備はその前の打席の後から始まっていて。犠牲フライだったんですけど。長打が欲しい場面で犠牲フライに終わってしまってすごく悔しかった。それを裏で話していたら谷内コーチから『もう一回、大事な場面で回ってくるから準備しておいて』と言われて。そのおかげで集中して打席に臨めたのかと思います」
―打った後、ベンチに向かって叫んでいたが
「言えない(笑)。そんな放送禁止用語ではないですけど、子供には使えない言葉かもしれないので(笑)」

―九回、打席での狙いは
「初球、真っすぐで来ると思ったんですけど、変化球入りで。もうこの打席、真っすぐは来ないだろうと割り切っていました。最後の球もボールを引きつけて、素直に打ち返すという意識で。フォークを続けてきたとき、球速が速く、軌道に慣れていなかったこともあって(仕留められなかった)。それを踏まえて、最後の球の前に自分の方が上だ、自分の方が強い、絶対に打てるんだと強く言い聞かせて。もちろん、長打は狙っていたんですけど、結果的に2点タイムリーになって良かったです」