ファイターズ
2025/06/15 19:45 NEW

《ハム番24時》6月15日

 

 2軍戦が中止となり、鎌ケ谷の勇翔寮の前で取材をしようと選手たちを待っていると、ウーバーイーツの配達員が両手に大量のドーナツを抱えてやってきた。少し遅れて、同様の配達員がもう一人。見ると、こちらも両手にはドーナツだ。様子をうかがっていると、受け取りに出てきたのはバーヘイゲンだった。

 もちろん、助っ人右腕が全部を食べるわけではない。チームメートやスタッフへの差し入れだ。「100個ぐらい買いました。選手とか、コーチ、周りのスタッフの分も十分にあるようにしたかったので。グラウンドキーパーの方だったり、普段、洗濯をしてくれている方だったり、そういう方にも十分、回るかなと思ったので、ちょっと多めに頼みました」と教えてくれた。

 少し野暮だとは思いつつ、理由を聞いてみた。「特に、難しい、大きな理由があるわけではなくて、休みの前日ですし、雨の日ですし、ちょっとしたありがとうの気持ちを、ドーナツで表せたら、と思いました」。前々から思っていたが、やっぱりナイスガイだ。

 バーヘイゲンは記者にも、「(日本語で)どうぞ、どうぞ!」と、ドーナツをくれた。1軍での活躍を、願わずにはいられない。

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