■セ・パ交流戦１回戦　広島ー日本ハム（６月１３日、エスコンフィールド北海道）

　日本ハムの宮崎一樹外野手（２３）が１軍合流を果たした。ルーキーイヤーの昨季には４試合に出場し、プロ初ヒットも記録しているホープ。好調なチームの中で存在感を発揮して、１軍定着への足がかりを築く。試合前取材での一問一答は以下の通り。

―このタイミングでの１軍昇格をどのように感じたか
「去年、１軍に初めて上がった時は、すごく（自分の気持ちが）沸いちゃっていた感じはあったんですけど。でも今年は自分をもっと出していくぞ、という気持ちがすごくあるので、そういう意味では（１軍に）乗り込んできている感じが、自分の中ではあります」

―状態としても今は良いと感じているか
「ファームで夜、今川さんと一緒に練習していて、いろいろ教わってきたので、そういうところを見せていきたいなと思います」

―今川と一緒にバットを振り込んできたか
「めちゃめちゃ振り込んでいました」

―一番教えられたことは

「『ボールをぶっ壊せ』と」

―昇格が決まった時に、今川からは何かエールを送られたか
「『ぶっ壊してこい』と（笑）」

―アドバイス通り、ぶっ壊す勢いでいけば、自分の中でも活路を見いだせそうか
「しっかり振っていくというところは、ずっと意識していたので、そこを変えずにやっていくということですね」

―ボール以外に何か道具をぶっ壊したことはあるか
「ありません（苦笑）」

―道具は丁寧に扱う方か
「いや、大ざっぱですね」

―同期の進藤がプロ初ヒットを記録したシーンは見たか
「見ました」

―結構、待たされたが、どんな気持ちで見ていたか
「そろそろいけよ！という感じですね」

―上から見ていた
「そんなことないです（笑）。それはないです（笑）」