ファイターズ
2021/12/29 15:02

96年組切磋琢磨 浅間「追いつけ追い越せ」 清水「僕らの世代が引っ張る」

同級生の活躍にライバル心を燃やした浅間

 同級生に負けない―。日本ハムの清水優心捕手(25)と浅間大基外野手(25)が、オリックスの宗佑磨内野手(25)やソフトバンクの栗原陵矢捕手(25)らといった同級生のライバルたちに闘志を燃やしている。チーム内にも多く存在する「96年組」が、巻き返しへのキーマンだ。

 ファイターズには、1996年度生まれの選手が多い。現在は清水、浅間、高浜、佐藤、今川、石川直、福田の7選手が在籍し、ドラ9で入団してくる上川畑も96年度生まれだ。清水は「本当に、同級生っていうのはまた特別な感情、特別な気持ちになる。僕らの年代、僕らの世代が引っ張っていかないといけない」と意気込んだ。
 他チームでも「96年組」の活躍が目立っている。オリックスの宗はリーグ優勝に貢献し、ベストナインとゴールデングラブ賞も獲得した。ソフトバンクの栗原も同級生。若鷹軍団で主軸を張り、東京五輪の野球日本代表にも選出された。今季、西武の開幕投手を務めた高橋も同じ年齢となる。
 彼らから多くの刺激を受けている。浅間は「みんな活躍しているのは刺激になりますし、そこはずっと続くもの。追いつけ追い越せでやっていきたい」と、好敵手の存在が自らを成長させてくれるという。
 「96年組」がスタメンを埋められるぐらいの活躍を見せられれば、おのずとチームは上位へ浮上しているはずだ。

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