【プレーバック】全日本大学野球選手権１回戦　佛教大８－５東農大北海道（６月９日、東京・神宮球場）

終盤追い上げも序盤の大量失点響く

　６大会連続２１度目出場の東農大北海道は、渡辺恵多投手（４年）が先発マウンドに上がった。立ち上がりの一回、１死から２者連続四死球でピンチをつくると、長短３安打で一挙４失点。大きなビハインドでスタートした。続く二回も１死一塁から２点本塁打を浴び、点差は６点に。そこから菊地千明投手（２年、中標津）が救援した。

　このままで終わるわけにはいかない東農大北海道。三回、２死から連打と四球で満塁とすると、４番・渡辺晃希左翼手（２年、東京農大三）が押し出し死球。１点を返した。

　四回、菊地が２点本塁打を浴び、１－８となったが、六回から怒濤の反撃を開始。２死二塁から６番・川口友翠右翼手（４年、札幌第一）が右前へこの試合初めての適時打を放つと、暴投で２死三塁となり、７番・指名打者の千葉大輝（４年、盛岡大付）も中前に適時打。３－８と追い上げムードを漂わせた。

　さらに東農大北海道は八回と九回に１点ずつ返したが、反撃はここまで。序盤の大量失点が最後まで響き、５－８で３年連続の初戦敗退となった。

▼▼▼東農大北海道の投打成績、監督コメントは以下▼▼▼