《SHINJOの信条》ヒットを打たれた方が全然いい。あれでは乗ってこれないですから、打つ方も

■セ・パ交流戦3回戦 阪神7-1日本ハム(6月5日、エスコンフィールド北海道)
―(100号本塁打を放った阪神の佐藤輝に触れ)
「佐藤くん、北海道とエスコン、大好きになったんじゃないですか。HESTA(右翼スタンドのHESTA大倉のボード)の(賞金)111万円、当たるのかな? でもあれ、甲子園だったら、フェンスがあって距離はどのぐらいか…(風で)戻されるのかな、あれだけ高く上がったら。もう来年は、『ゾーン輝』をつくってあげて(笑)。ライトだけ。それぐらい、入らないからね、甲子園は。何が変わるかといえば、打率が変わってきますよね。きのうのホームランでも、あれで行っちゃうのって。ゾーン輝、7メートル前(笑)。ライトだけですよ」
―佐藤輝に拍手を送っていた
「100号でしょ。彼の実力なら300本、400本。ゾーン輝ができたら(笑)。いや、きょうのピッチャーはなかなか打てないですよ。左足が着いてからワンテンポ遅れて。真っすぐもいいので、差し込まれるからポイントを前にすると変化球に泳いでしまう。前に出される。すごいいいピッチャーですよね」
―初見で対応するのが難しい
「打てないでしょうね」
―細野は相手の応援に飲まれた部分があったか。立ち上がりから不安定だった
「応援? 応援は関係ないと思うけど。初回は良くなかったですね。フォアボール、フォアボール、フォアボールで、1人打ち取ってのフォアボールで押し出し、ヒットでしょ。あれはね…修正してくれるでしょ」
―近本に対して投げづらそうだったが
「(四球)3つか。投げにくいといってもストライクを投げないといけないですよね。ヒットを打たれた方が全然いい。あれでは乗ってこれないですから、打つ方も。初回からああなると」
―細野にはまたチャンスを与えて
「あるでしょう。次がきょうみたいなピッチングだったらまた考えるでしょうし。もともとコントロールがいいピッチャーじゃなかったから。すごくまとまりだして、良くなったので。こういう時もあるかな」
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―試合前のメンバー表交換は違うパターンで
「まあまあ、前もやっていた」
―横浜もその流れは続くのか
「続かないでしょ(笑)。ご丁寧に握手でいいでしょ」
―また切り替えて
「もちろん、もちろん」
―阪神戦が終わるのは少し寂しさも
「あと7試合ぐらいしたい(笑)。面白いですからね」
―このような雰囲気で戦うことが経験になるか
「選手も楽しいと思いますよ。次、エスコンで戦うセ・リーグのチームは―」
―ヤクルトと広島
「ヤクルトさんもね、傘…後ろの人、見えづらいんじゃないかな(笑)。楽しみにしています」

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