大学・社会人野球
日米大学野球に出場する侍ジャパン大学日本代表選考合宿に道産子3選手が選出

エスコンで開幕
日米大学野球選手権(7月8日開幕、エスコンフィールド北海道ほか)に出場する侍ジャパン大学日本代表の選考合宿(6月21日~23日、平塚市)に、北海学園大の工藤泰己投手(4年、北海高)と仙台大の平川蓮外野手(4年、札幌国際情報高)、中京大の秋山俊外野手(4年、登別緑陽中出)と3人の道産子が選ばれた。
ソフトバンクの木村と同期
工藤は高校時代に北海で現・ソフトバンクの木村大成投手(22)と同期。登板機会は高校3年間で5試合のみだったが、大学進学後、北海高OBの島崎圭介監督(53)が将来性を見込み、1年から積極的に起用。昨秋に156キロをマークすると、今春は160キロの大台にあと1キロに迫った。大学通算は4勝。

北海高・平川監督の次男
平川は俊足、両打ちの長距離砲。北海高・平川敦監督(54)の次男で、札幌国際情報2、3年時に、投手として南北海道大会で2度の準優勝を経験した。仙台大では1年秋に野手転向。2年時に左打ちから両打ちに。昨年まで2年連続で全日本大学野球選手権に出場した。左右の打席から本塁打を放つ長打力が魅力。今でも140キロを超える直球を投げられる。

仙台育英時代に甲子園8強
秋山は左の長距離砲。登別緑陽中では軟式クラブでプレー。仙台育英高では3年春の選抜甲子園で5番・中堅として8強入りに貢献。中京大では1年時から公式戦に出場し、今春のリーグ戦では4本塁打をマークしている。